英語教育の革新
アメリカ公使時代の森有礼。
彼がいかに石川遼 英語のように試行錯誤式に色々の革新を断行しようとしていたかは、次の記事からだけでも容易に想像することができるでしょう。
その頃の日本公使森有礼氏はしばしばニューヨークに来て日本留学生の進歩の状を見たそうです。
一日森公使は日本の留学生に向って、
「君等は十分英学を修業し、帰国の後は日本を文明開化に向上せしむる決心ありたし。
日本語では文明開化を図ることは出来ないから余は日本語を廃山して英語を採用したい。
しかし英語の綴り方は複雑かつ困難なれば英語の綴り方を改良簡単に改造して日本的英語にしたい。
また日本を文明開化の域に進めるには日本語の廃止のみでは十分でない。
先ず日本人種を改良せねばならぬ。
ゆえに日本人は将来欧米人と雑婚する必要がある。
君等は留学中米国の趙と交際し、その女子と結婚して帰順せよ」
・・・と訓論して留学生を驚愕させたと金子(堅太郎)伯は言っています。